介護士の入門的資格「介護職員初任者研修」について紹介します。
受講するだけでとれるのに、メリットがたくさんある資格です。
介護職員初任者研修とは
介護職員初任者研修は、介護士にとって入門的な研修資格です。
介護士としての基礎知識、要介護者との接し方など、介護に必要な基本的な知識・技術を身に着けることができます。
あくまで研修なので、難しい試験などはありません。
決められた科目の講義と演習を行えばだれでも取得できます。
簡単にとれますが、メリットがたくさんあります
介護職員初任者研修をとるメリット
もし、介護職員初任者研修をとろうか迷っているのであれば、メリットとデメリットを比べてみてください。
メリット1:待遇(給料)が良くなる
介護の仕事は資格が無くてもできますが、資格があると待遇(給料)が上がります。

この表は、厚生労働省がR2年度のデータをまとめたものです。
全国の平均値ですが、介護職員初任者研修有資格者の給料は、資格なしに比べて、毎月の給料が約2万円高くなっています。
一般的にボーナスは毎月の給料×○ヵ月分となるため、年収としてはもっと差が出ます。
また一番右の欄は、平成31年からの給与水準の変化ですが、介護資格があると給与水準の増加幅が多いことがわかります。
この傾向はこれからも続いていくと考えらえるので、早めに介護資格をとっておくことをおすすめします。
メリット2:できる仕事が増える
介護の仕事は無資格でもできますが、中には資格がないとできない仕事があります。
それは、訪問介護です。
訪問介護は、利用者の自宅に一人で行って介護を行う仕事です。
介護施設内とちがって、1人で行う必要があるため、「介護職員初任者研修」以上の資格が必要となります。
現在、介護施設での介護だけでなく、同時に訪問介護も行っている事業所も多いため、介護資格がないと採用してもらえないこともあります。
訪問介護の仕事は、「1人で行動するので同僚との人間関係に悩まなくてすむ」、「夜勤がないため小さなお子さんや高齢者と同居している場合でも働きやすい」などのメリットがあります。
メリット3:次の資格にステップアップできる

介護士の資格のうち、介護職員初任者研修、実務者研修は無資格でも研修を受講すれば取得することができます。
しかし、介護士資格の中で唯一の国家資格である「介護福祉士」は、実務者研修資格と実務経験(3年以上:1095日以上、実働日数540日以上)がないと受験できません。
実務者研修は介護職員初任者研修を持っていなくても受けることができます。しかしこれまで介護の経験がないのであれば、まずは介護職員初任者研修の受講をおすすめします。
その理由としては、
- 実務者研修は初任者研修をよりステップアップした内容であるため、知識ゼロからだと理解が追い付かない
- 初任者研修で受けた講義や演習の部分は、実務者研修では免除されるため、無駄にならない
からです。
まずは介護職員初任者研修を受けておけば、次の実務者研修、国家資格である介護福祉士へとステップアップすることが可能です。
このように、介護職員初任者研修は入門資格でありながら、給与、キャリアのアップにつながるメリットの多い資格です。
だから、介護士を目指す人の多くの人に人気です。
介護職新初任者研修を受けるデメリット
介護職員初任者研修を受けることにデメリットはありません。
ただし、研修をうけるための費用と時間がかかります。

介護職員初任者研修を資格スクールで受けるには、平均8~10万円が必要になります。
また、毎日講義を受けたとしても約3週間、平均では約2ケ月かかります。
費用は給料アップですぐに元はとれますが、まとまった時間が必要です。
介護職員初任者研修を受けるには
介護職員初任者研修は、民間スクールに通うことで取得できます。国や市町村によっては、助成制度もありますのでうまく利用すれば、費用を抑えることも可能です。
また、ハローワークでは、介護資格講座を無料で開講しているところもあります。(ただし、カリキュラムがきつかったり、提出レポートがあったりと結構大変です)
やはり、一番確実なのは民間スクールでの受講です。費用やサポート、受講後の就労先紹介などはスクールによって違うので、比較して選ぶことをお勧めします。
一度に複数のスクールの資料が無料で取り寄せができる「シカトル」などの利用をおすすめします。
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