車酔いの原因と予防法。ドライブを楽しむ6つのポイント

みなさんは車酔いしますか?

ごまっちょは、運転することが多いのであまり車酔いしません。

でも、同乗者は酔うことも多く、大変だなーとよく思います。

今回は車酔いの原因と車酔いの対処法法を紹介します。

運動不足と車酔いの関係

車酔いをする人は、運動不足の傾向があるといわれています。

現在運動不足というよりは、小さい頃に外で走り回ったり、遊具で遊んだりした経験が少ないのです。

体は目と耳で動きを感じている

見える景色の動きから動きを感じる

人は動くときに目からの情報で動きを感じています。

例えば、景色が後ろに動いて行けば前に進んでいると感じ、景色が右に進んでいけば左に進んでいると感じます。

三半規管で加速度を感じて動きを感じる

耳は音を聞くだけでなく、動きを感じる大事な役目をもっています。

耳の奥にある前庭には感覚細胞があり、「耳石」が隣接しています。体が動くと、耳石が感覚細胞に触れるため動きと加速度を感じます。

前庭の近くにある三半規管にはリンパ液が満たされいて、リンパ液の傾きで体の傾きを感じます。

  • 前庭:体の動きの速さや水平方向の動きを感じる
  • 三半規管:体の動きや傾きを感じる。

体が違和感を感じて車酔いが起きるまで

目と耳の感覚のずれ

車に乗って窓から外をみると、景色は横に流れていきます。

この目からの情報では、体は横方向に動いていると感じます。

しかし、耳にある前庭と三半規管の情報からでは体は前後に動いていると感じます。

横方向に動いている ≠ 前後に動いている

この感覚のズレが脳には大きな違和感となります。

MEMO
ここに文章車に乗りながら本やマンガをみていても、目からの情報では止まっているのに、耳からの情報では前に動いているので感覚のずれの原因となります。

扁桃体が違和感・不快感を感じる

脳にある「扁桃体」は普段から、過去の経験から「快適」か「不快」かを判断しています。

車に乗った時に感じる感覚のズレは、普段経験しないため「不快感」として処理されます。

普段経験しない感覚のズレや車酔いによる体調不良は脳にインプットされ、感覚のズレ=嫌な記憶となり大きなストレスとなります。

自律神経が乱れる

脳が感じるストレスは自律神経に伝わります。その結果、自律神経は抗ストレスホルモンを出します。

抗ストレスホルモンは自律神経を刺激するため、興奮状態になります。

それが原因で、胃腸の動きが不安定になり吐き気につながります。

また、アドレナリンも異常に放出されるため血圧が不安定になり、顔面蒼白になったり冷や汗などの症状がでます。

運動不足が車の動きを不快と感じる

目と耳の動きに対する感覚のずれは運動していれば必ず感じるものです。また、回転する遊具や鉄棒など回転を伴う運動はなおさらです。

この経験が少ないと、脳が不快感を感じやすくなります。つまり、車酔いしやすくなります。

車酔いを治す方法、しにくくなる方法

乗り物酔いは気持の問題ではない

乗り物酔いは、気合いをいれて車に乗っても治るものではありません。

これまでに紹介したように、車酔いは体の感じる動きの違和感と神経の興奮が原因です。

だから、この二つを抑えることが、車酔いを防ぐ方法となります。

1.目からの情報のズレを減らす

目は景色の動きから体の動きを感じます。実際には前に進んでいるわけですから、車ではなるべく前を見ましょう。

後ろに座っているときは、窓から真横を見るのではなく、斜め前の遠くを見るようにしましょう。

2.できるだけ前席に乗る

もし助手席に乗れるのであれば、助手席に乗りましょう。前を見やすくなります。

また、目からの情報でカーブや信号などによる減速などが事前に予測できるため、目からの情報と耳からの情報が一致しやすくなります。

MEMO
運転者が酔いにくいのはこの理由です。

3.酔いにくい空間を作る

自律神経の乱れを少なくするには環境も大事です。

例えば、会話を楽しんだり、好きな音楽を流してもらったり、窓を開けて空気の入れ替えをするのも気分転換になります。

4.運転手に協力してもらう

酔いやすいのあれば、ドライバーに伝えて、丁寧に運転をしてもらいましょう。

急加速、急減速、横揺れが少なくなるだけでも、酔いにくくなります。

5.体調を整えるのも大事

自律神経の乱れやすさは、体調も大きく関係してきます。

十分な睡眠が一番大切です。

また、胃腸の活動も不安定になるので、食べすぎや空腹をさけることも大切です。

胃酸の臭いと似ている柑橘系の飲み物や食べ物は吐き気が増すので、避けるようにしましょう。

6.自律神経の興奮を抑える

ドライバーに頼んで、定期的に休憩をしましょう。

冷たいもので首の後ろを冷やすと神経の高ぶりもおさまりやすくなります。

目的地についてからのことを考えたり、楽しいことを考えながら気分転換しましょう。

車酔いは少しづつ良くなる

車酔いは、目と耳からの動きの情報のズレが大きな原因です。

最近は、外で遊んだり運動する時間が減ってきました。そのため、体の動きの情報のズレを感じる機会があまりありません。

外で運動する機会を増やしたり、車に何度も乗ることで、動きに対する違和感に脳も慣れてきて、少しずつ車酔いをしにくくなります。

車に酔うことが少なくなれば、扁桃体に良い経験としてインプットされていき、自律神経が興奮することもありません。

焦らないで少しずつ治していきましょう。

すぐに直したいのなら、酔い止めも使ってみよう

酔いにくい体になるまで待つ時間がない、近々車に長時間乗る予定がある、どうしても楽しみたい旅行があるのなら酔い止めを使うことも考えましょう。

薬を使うことに抵抗をもつかもしれませんが、たのしいドライブや旅行のために割り切って使うのもいいかと思います。

薬を使ったとしても、「酔わなかった」という事実が扁桃体にインプットされるので長い目でみても効果があります。

酔い止めの作用
  • 副交感神経遮断剤が交感神経の興奮を抑える
  • 脳から放出されるヒスタミンを抑える抗ヒスタミン剤が吐き気を予防する

酔い止めのタイプによって効き方が違いますので、乗る時間と飲む時間を調整すれば、降りた後も快適に過ごすことができます。

飴タイプの酔い止め

舐めるタイプの酔い止めは、ゆっくり効果がでてきて、なめ終わると早く効果が切れます。車を降りてから活動したい場合はお勧めです。

錠剤タイプの酔い止め

錠剤タイプは、酔い止めの効果が出やすいですが、長時間効果が続くため、車を降りたあと少しぼーっとすることがあります。

確実に酔い止めの効果を持続させたいときはおすすめです。

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