日本の高齢化と認知症。あなたの家族は大丈夫?病院で行う検査とは?

認知症は日本の国民病になりつつある

急速に進む日本の高齢化

日本では、世界水準よりもはるかに早く高齢化が進んでいます。

高齢化を表わす指標として、高齢化率というものがあります。この数値は65歳以上の人口が総人口に占める割合を表わしています。

この数値が7~14%で高齢化社会14~21%で高齢社会とよばれ、21%以上は超高齢化社会とよばれます。

  • 高齢化社会( 7 – 14%)
  • 高齢社会 (14 – 21%)
  • 超高齢社会 (21% ~

日本はというと、2016年の調査で27.3%となっており、完全に超高齢社会に突入しています。

世界でも類を見ない高齢化のスピード

日本は1970年で高齢化社会、1995年で高齢社会、2007年で超高齢社会となりました。

高齢化社会→高齢社会になるまでわずか24年しかかかっていません。日本の次に早いドイツが40年、比較的ゆっくりなフランスは115年かかっています。

いかに日本の高齢化が進んでいるかがわかります。

これからも進んでいく高齢化

2016年の調査では、日本の総人口は1億2693万人で65歳以上の高齢者は3,459万人にとなり、男女比は3:4となっています。

日本人の平均寿命は2016年の時点で女性87.14歳男性80.98歳となり、男女とも世界一であり、今後もますます高齢化が進むことが予想されています。

高齢化社会が進むにつれ認知症か増えている

高齢化にともなって問題になっているのが認知症の増加です。

2012年には推計462万人(7人に1人の割合で認知症を発症)であったものが、それからわずか13年後には推計730万人(5人に1人)と大幅に増加しています。

もはや、認知症は他人事ではありません。どこかの誰かがなる病気ではなく、あなたやあなたの家族がなる可能性が非常に高い病気です。

認知症は非常に怖い病気

一言で認知症といっても非常に複雑で、とても怖い病気です。

加齢からくる痴呆(ボケ)とは、性質が大きく違います。

悪化すると、親しい友人、家族、そして自分自身が誰だかわからなくなります。

特に一緒に人生を歩んできた家族にとっては辛い病気です。本人だけでなく周りの人の人生も狂わせてしまう点が認知症の恐ろしい所です。

また、認知症そのものが寿命を縮め、死亡の要因となることも少なくありません。

現代の医学では完治はできませんが、認知症の事をよく知り、適切な治療をすることが進行を遅らせるポイントとなります。

また、正しい知識は介護をする家族にとっても大きな支えになります。

認知症と診断方法

一言で認知症といっても、さまざまなタイプがあります。また、同時に複数の認知症を発症している場合もあります。

認知症患者の症状は病気によるものだけでなく、その人が昔からもっている個性も関係してきます。

そのため、症状が複雑になり、見分けるのが難しくなります。

認知症の画像診断

認知症の重要な検査の一つに画像検査があります。

核医学検査、MRI検査などは脳や脳血流を画像化することで、認知症なのか?どのタイプの認知症なのか?を調べるのに役立ちます。

認知症の神経心理学的検査

神経心理学検査は、簡単な問診や筆記テストをもとに診断を行います。

認知症になると、全体の脳の機能だけでなく、特定の機能が強く低下することがあります。

神経心理学検査で傾向をつかむことで、脳のどこの機能が落ちているのか?どの程度落ちているのかを知ることができます。

点数化することで、経過観察に役立てることができます。

 

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